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キラキラ雲南バンドクリニック(木村クラス)開催

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 今シーズン、キラキラ雲南バンドクリニックの3人目の講師は、指揮者の木村吉宏先生をお迎えしました。

 大阪市音楽団の黄金時代を築き、日本の吹奏楽界を長年リードしてきた巨匠も75歳となり、後進の指導にも積極的に力を入れていらっしゃいます。ここ雲南市とのつながりも10年以上にも及び、「雲南の子供たちの目は日本一きれいや!(関西弁)」と毎年雲南地区の中高生の指導を楽しみにお越しいただいています。

 本日、木村氏のレッスンを受けたのは木次中学校吹奏楽部と掛合中学校吹奏楽部。共に吹奏楽コンクールで選んだ自由曲は福島弘和さんの作品で、木村先生が大手レーベルのレコーディングで指揮をした楽曲です。

 木次中のレッスンでは、まず「倍音」についての話から始まりました。この倍音、吹奏楽のサウンドを彩る上でとても大切なものです。この倍音を意識した演奏方法を木村先生は、木次中学校の生徒の皆さんに時間をかけて伝えられました。

 この倍音、音なので、聴こえることはことは聴こえるのですが、どちらかというと感じる類の音なので、耳を澄ましていてもその音に気が付かなかったりする曲者です。

 今日の木村先生のレッスンでその倍音が感じられた木次中学校生徒の皆さん、これからの成長が楽しみです。豊かな音楽づくりをめざしてがんばってください。

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 掛合中学校吹奏楽部の皆さんは、クラリネットパートのレッスンを受講しました。もともと木村先生は、クラリネット奏者なので、このパートレッスンもなかなか見ごたえのあるものでした。

 「そこは指揮者を見たらあかん!(関西弁)」と生徒に指導。ソロを演奏する生徒に、自分の音楽を表現するように指摘し、一言で見事な音楽感あふれる演奏に変わりました。

 掛合中学校の生徒の皆さんも日頃から一生懸命に練習されているようで、木村先生の高度なレッスンにもきちんと応え、集中力の切れない演奏が見事でした。

 木次中学校の3階にある音楽室から階段を降りて行く木村先生の姿は、以前よりも衰えた雰囲気が感じられましたが、木村先生の音楽そのものは以前よりもより豊かになっているようでした。

 このところ、コンクールの審査員や新規のレッスンはほとんど断っているという木村先生。雲南の生徒の皆さんは、この木村先生との貴重な時間を大切にしていただきたいなと思った一日でした。

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